【第3話】「結婚への不安」と「結婚後の障害」…
交際相手がいても現実的に結婚を考えたとき
将来への不安に駆られることもあるでしょう。
またその不安が障害となって結婚に踏み切れない
こともあると思います。
それらは「特に女性に見られる傾向」ではないでしょうか?
**一つ目は「結婚への不安」**
**特にあなたのご両親が離婚している場合**
この場合ご自身の結婚には慎重になるのは当然です。
きっとご両親の離婚を経験したことで
身を引き裂かれるほど辛く傷ついたことでしょう。
その記憶が「トラウマ」になっていることが
私にも容易に想像がつきます。
しかし***
そんなあなたに伝えたいことがあります!
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ご両親も離婚が解っていて結婚したのではありません!
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ご両親も「それぞれに苦しみ心にキズを負い」その結果
離婚しか道が無かったのだと思います。
そしてあなたは・・・
そのお父さんとお母さんの深い愛情の証として
ご両親から望まれて産まれてきました。
その大切な子どもの幸せを奪うようなことを
安易な気持ちで選ぶような親など一人もいません。
苦しみ悩んだ結果なのです。
もしあなたに「ご両親の離婚がトラウマ」となって
ご自身の結婚への不安に繋がっているのであれば
それは「幸せになるチャンスの芽を奪う」ことと
同じです。
古くは昭和の時代など多くのカップルは親族や友人等を
招いて「結婚式や披露宴」で祝ってもらいました。
これらの婚礼の儀式は新郎新婦にとってある意味
重くのし掛かり よい意味で神聖なのもでした。
……と同時に特に女性には「忍耐」も重くのし掛かり
そうそう簡単に離婚には発展しにくい環境だったようにも
思います。
また結婚後の女性の社会進出も今ほど比率が高くなく
離婚したくても経済的に難しかったのも
「離婚のブリーキ」になっていたのでしょう。
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**二つ目は「結婚後の障害」**
**現在多数派の共働きの場合です**
現在は当時と取り巻く環境も変わり特に女性の社会進出は目覚ましく
男性と大きな違いがありません。
多くの女性が結婚後も企業で働きながら
帰宅すれば家事も待っているのが多数派でしょうか。
また現在でも多くの男性が「家事仕事」は女性の仕事として
認識しているのではないでしょうか?
見方を変えれば「不平等」とも言えますが環境の変化に
ズレているのが大多数の男性ではないかと私は思います。
それら「仕事と家事の意識のギャップ」が
夫婦間の摩擦に発展することも少なくないでしょう。
余談……
※一昔前までは「女性の結婚=永久就職」と言われていましたが
今は環境も変わり女性もそんな風に考えている方は
ほんの一握りの方に過ぎず逆に結婚後どうしたら今の仕事を
続けらるか?
そう考えている女性が大多数でしょう!
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これらのことから…
結婚と就職はとても似ていると思います!
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今は男性にとっても女性にとっても
結婚はどこかの会社に就職するのと
同じかも知れません?
例えば会社に就職する理由として…
その会社の給料が魅力的だからとか
会社の特色や将来性など何かしら魅力を感じて
就職するのだと思います。
また結婚と同様に「あなたが入社を希望」しても
「会社側からお断り」されることもあり
この点も「就職と結婚は同じ」です。
その会社を選んだ動機は様々でもやり甲斐や居心地が良ければ
入社後も長く勤められることでしょう。
そして何れは「定年退職」を迎える方も多いと思います。
しかし…
誰も「その会社の将来性」や「あなたとの相性」など
確約は出来ません。
もしかしたら「倒産」するかも知れません?
もしかしたら「リストラ」されるかも知れません?
もしかしたら「人間関係が上手くいかない」かも知れません?
もしかしたら「あなたから嫌気が差す」かも知れません?
等など先々のことなど誰にも解りません。
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**このように「就職も結婚も」一種の賭けに近いものです!**
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夫婦お互いが健康であっても長い夫婦生活で起こりうる事態は
誰にも予測ができないからです。
だから結婚しても万が一上手く行かず限界を感じたら
離婚を考えても良いのではないでしょうか?
決して結婚を軽く捉えているのではありません。
夫婦生活はお互いが生まれ育った環境のまったく別の
人間同士が結婚と同時に同じ家に暮らし苦楽を共にします。
そこには「夫婦としての愛情」はもちろんのこと
「お互いを認め」「お互いが一番の理解者」であることが
理想的です。
そうして幾多の試練を乗り越え「強い絆を育てていけたら」
きっと周りからも羨ましがられる素敵な夫婦でいられると
思います。
しかしそうは言っても心配な方もいるでしょう!
そんな方は「とりあえず同棲生活」から
スタートするのも一つの選択肢ではないでしょうか?
交際中とは違いお互いの帰る処(家)は同じですから
環境は様変わりして冷静にお互いが現実を直視できるからです。
そんな選択肢も一つの方法だと思います。
またどんなに「誠意を尽くし努力しても」破局はあります。
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そんなときは「離婚を失敗と考えず」⇒「あなたの貴重な経験」と捉え
あなたの次の成長に繋げたら良いのではないでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
どうぞ 良いお年をお迎え下さい (^o^)